【これから】気功師になる方法を分かりやすく解説

気=目にみえないエネルギー
功=機能させること

師=専門家や技術者

中国語においてこのように意味づけられる単語を直訳すると気功師とは目に見えないエネルギーを機能させる専門家、技術者ということになります。

伝統的には中国や日本などの東アジアに伝わる健康法として呼吸法やポーズなどを用いて身体の内外の気の流れを調整し健康促進や病気の治療に役立てる方法でした。

気功師はクライアントに対して気功を施術したり気功の指導やアドバイスを行ったりすることもあります。

伝統的にはクライアントの症状や体調を診断して気功のポーズや呼吸法調整法などを指導することで症状の改善や健康の増進を目指してきました。

認知科学をベースとする気功では、気功技術そのものをクライアントに渡すことも可能なので必要に応じて技術伝授をしてセルフヒーリングにも励んでもらうこともあります。
まさに二人三脚ですね。

気功師には、専門的な知識や技術を持ったプロの気功師や自己流で気功を行い周囲の人たちに指導することもあるアマチュアの気功師などが存在します。

気功師になるにはどうすれば?

①気功の基礎知識を身につける
気功師になるためにはまず気功の基礎知識を身につける必要があります。
気功の歴史や理論など基礎となる知識をしっかりと身につけましょう。

②専門学校や講座、セミナーに参加する
気功師になるためには、専門学校や講座、セミナーに参加することも有効です。

指導者からのみならず仲間や先輩、後輩などそのコミュニティ全体から基礎知識や実践方法、クライアントとのコミュニケーションスキルなどを学ぶことが可能になります。

③必要な資格
国や地域によっては気功師を名乗るには特定の資格や認定が必要になる場合があります。
ですが現在、日本では必須となっている資格や認定は存在しておりません。

④実践経験を積む
気功師には実践経験を積むことがとても重要です。
患者さんとのコミュニケーションや気功の施術方法などを実践しながら学び、技術を磨いていきましょう。

以上のステップを踏みながら、気功師になるために必要な知識や技術を習得していくことが大切です。

ただし、気功に関する法律や規制は国や地域によって異なるため、各地の法律や規制に従って学ぶようにしてください。

気功師に必要な資格やスキル

資格について

日本には日本気功医学会や全日本気功協会等、多くの関連団体が存在していて
各団体が認定している独自資格は存在しますが国家資格のような必須の資格ではありません。

そういった独自資格の取得するには「各団体が設けている気功師養成講座を受講後に資格認定試験に合格する」というのが一般的な流れのようです。

また、中国や台湾などの一部アジア圏では各地に気功師養成の学校や研修機関が存在し、資格取得のためのカリキュラムが用意されているようです。
ご自分の状況を鑑みつつ、正確な情報を得て行動してください。

スキルについて

気功師に必要なスキルとしては、以下のようなものが挙げられます。

・気功の理論や技術の知識
気功の基礎理論や、クライアントの症状に応じた気功の技術を熟知していることが必要です。

・クライアントへの診断能力
クライアントの症状を正確に診断し、適切な気功施術を行う必要があります。

・コミュニケーション能力
気功師は、患者さんとコミュニケーションを取りながら気功施術を行う必要があります。
そのため、高いコミュニケーション能力が求められます。

・リラックスした状態を保つ能力
気功を行う際にはリラックスした状態で集中力を保つことが必要です。
そのため高い自己調整能力が求められますが、これは正しく気功を続けることで自然に身に付きます

・安全に気功を行うための知識
気功を行う際には一時的なリスクを伴うケースも一部で存在しています。
リスクを最大限に減らすための知識とスキルを学ぶことも重要です。

以上が、気功師に必要な資格やスキルの一例です。
気功師になるためには、まずは気功の基礎からしっかりと学びましょう。

その上で経験を積むことで、更に高度なスキルを身に付けていくことができます。

気功師になるための学習方法や道筋

気功師になるためには気功の基礎から正しく学ぶことがとても重要です。
以下に、気功を学ぶための学習方法を紹介します。

①気功の専門書を読む
気功専門書を読むことでの基礎理論や知識を学ぶことが可能です。
国内外の有名な気功師の書籍や、気功養成講座のテキストなどがあります。

②気功教室に通う
気功教室では、クラスによって気功の基礎から応用までを学ぶことができます。
また、気功師による個人指導や、実際の施術の体験などもできる場合があります。

③オンライン講座を受講する
近年では、オンライン講座も増えてきています。

自宅で気功を学ぶことができ、時間や場所の制約を受けずに学ぶことができます。

私はこの方法でウィーンに居ながら日本国内の指導者から学び、多くの仲間も得ました。

④気功師養成講座に参加する
気功師養成講座では、気功の理論や技術、安全面などの気功師として必要な全ての要素を学ぶことができます。
当サロンでもイチオシの方法です。

⑤気功を学んだ後
さらなる継続的な学習が必要です。
セミナーやワークショップ書籍や論文などを通じて、自己研鑽を続けましょう。

⑥気功師として活躍する
気功師として独立して活動する他、病院や治療院、スポーツクラブなどで働くケースもあります。
自己のスタイルを確立し、クライアントさんの健康をサポートするための努力を続けて参りましょう。

気功師に必要な心構えや注意点

気功師になるには技術や知識だけでなく適切な心構えも必要です。
以下に、気功師に必要な心構えや注意点についていくつか挙げてみます。

①安全性の確保
気功は誤った方法で行うと危険を伴う可能性もあります。
気功師としての活動にあたっては、安全性を確保することが非常に重要です。
自分の技術や知識の限界を認めて適切な施術を行うことが求められます。

②継続的な学習
認知科学をベースにした気功は最新の科学的知見に基づいた技術であり、技術や知識が常に進歩している分野です。より良い気功師としての活動するために継続的な学習を続けていきましょう。

最新の研究成果や技術を取り入れることで、より高度な技術を提供することができます。

③クライアントを尊重
気功師としての活動にあたってはクライアントを尊重することがとても重要です。
彼らの健康や人生に対する責任を負っていることを念頭に置いて誠実さや真心を持って接しましょう。

④自己の健康管理
気功師として自分自身の健康管理も大切です。

自分が健康でなければ患者さんやクライアントさんを治療することはできません。

定期的な健康診断や運動、栄養バランスの調整など、自己の健康管理にも気を配る必要があります。

以上は気功師に必要な心構えや注意点の一例です。

気功師としての活動にあたっては常に自己研鑽をしつつクライアントの心身の健康を第一に考え
謙虚な姿勢で接するよう心がけましょう。

まとめ

気功師に関する法律や規制は国や地域によって異なるため、気功師として活動する際には必ず各地の法律や規制に従いましょう。

各地域の法規則の中で最大限に活躍できるよう、当サロンのヒーラー養成講座でも各種気功師養成プログラムを組んでおりますので是非お問い合わせくださいませ。

PAGE TOP